2026.10.27
十二運とは? 四柱推命の12の運気フェーズで「動く時期」と「ためる時期」を知る
四柱推命には、エネルギーの満ち引きを 12の段階 であらわす 十二運(じゅうにうん) という考え方があります。MEISHIKIでは、この十二運をもとに、運気を 12の運気フェーズ という名前でお伝えしています。
この記事では、十二運のしくみと、運気フェーズとの関係をご紹介します。
十二運は「ひとつの命の一生」のたとえ
十二運は、人が生まれ、育ち、成熟し、やがて次の命へとつながっていく流れを12段階にたとえたものです。「病」「死」「墓」など、ドキッとする名前もありますが、これは エネルギーの状態をあらわす象徴的な言葉 で、実際の病気や出来事を示すものではありません。
そこでMEISHIKIでは、誤解を生まないように、それぞれの段階に 運気フェーズ というやわらかい名前をつけています。
十二運と運気フェーズの対応表
| 十二運 | 運気フェーズ | テーマ |
|---|---|---|
| 長生 | 芽吹き | 新しいことが芽を出す時期 |
| 沐浴 | ゆらぎ | いろいろ試して自分を知る時期 |
| 冠帯 | 身支度 | 自分らしさを整えて外へ出る時期 |
| 建禄 | 自立 | 自分の足でしっかり立つ時期 |
| 帝旺 | 頂点 | エネルギーがもっとも高まる時期 |
| 衰 | 熟成 | 経験を味わい深めていく時期 |
| 病 | 静養 | 心と体を整え、感性を磨く時期 |
| 死 | 手放し | いらないものを手放し、身軽になる時期 |
| 墓 | 蓄え | 知識や力をじっくりためる時期 |
| 絶 | 転換 | 流れが切り替わる節目の時期 |
| 胎 | 構想 | これからの種を心の中で温める時期 |
| 養 | 育み | 周りに支えられながら準備を整える時期 |
「動く」と「ためる」のリズムで読む
運気フェーズは、良い・悪い ではなく 動く・ためる の度合いとして読みます。
- 動きやすいフェーズ:芽吹き・身支度・自立・頂点。外へ向けて行動したり、挑戦の準備を進めたりしやすい時期
- 味わい・整えるフェーズ:ゆらぎ・熟成・育み。試しながら深めたり、周りの力を借りて準備したりする時期
- ためるフェーズ:静養・手放し・蓄え・転換・構想。内側に力をたくわえ、次の流れの種をまく時期
植物にたとえるなら、花が咲く季節もあれば、根を伸ばす季節もあります。根を伸ばす時期があるからこそ、次の芽吹きが力強くなる。運気フェーズは、そんな 自然のリズム として受け止めてください。
十二運の出し方
十二運は、日干 と 地支 の組み合わせで決まります。日干ごとに「長生」が始まる地支が決まっていて、そこから12の地支を順にたどります。
- 陽の日干(甲・丙・戊・庚・壬)は、地支を 順にたどる
- 陰の日干(乙・丁・己・辛・癸)は、地支を 逆にたどる
MEISHIKIでは、この「陰干は逆にたどる」方式で計算しています。日干については 日干とは?10タイプの特徴 をご覧ください。
十二運はどこで使う?
命式の中の十二運
命式の4つの地支それぞれについて、日干から見た十二運を出します。生まれ持ったエネルギーの出方を読むヒントになります。
大運・流年・流月・日の十二運
めぐってくる運気の地支と日干の関係から、その期間が動く時期か、ためる時期か を読みます。10年単位の流れは 大運とは?、1年単位の流れは 2027年の運気の見方 で解説しています。
例:2027年(丁未)の運気フェーズ
2027年の地支は 未。日干ごとの運気フェーズは次のようになります。
| 運気フェーズ | 日干(タイプ) |
|---|---|
| 身支度 | 丁(灯火の人)・己(大地の人)・庚(鋼の人) |
| 熟成 | 丙(太陽の人)・戊(山の人)・辛(宝石の人) |
| 育み | 乙(草花の人)・壬(大海の人) |
| 蓄え | 甲(大樹の人)・癸(雨露の人) |
同じ年でも、タイプによってリズムが違うのがわかります。タイプ別の過ごし方は 2027年の過ごし方をタイプ別に解説 でくわしくご紹介しています。
運気フェーズは、暦にもとづく伝統的な解釈です。「ためる時期だから何もしない方がいい」ということではなく、その時期に合った過ごし方を考えるヒントとして使ってください。
運気フェーズは毎日の暮らしにも
十二運は、日の干支にも当てはめることができます。MEISHIKIの「今日の運気」でも、その日の地支とあなたの日干の関係から運気フェーズを表示しています。「今日は芽吹きの日だから、気になっていたことを調べてみよう」「蓄えの日だから、早めに休もう」というように、毎日のリズムづくりに使ってみてください。
よくある質問
Q. 命式に「病」や「死」があるのは良くないことですか?いいえ。十二運の名前は、エネルギーの状態を一生にたとえた象徴的な言葉です。「静養」は感性を磨く力、「手放し」は身軽になれる力として読むことができます。
Q. ためるフェーズの年は、新しいことを始めない方がいいですか?始めてはいけない、ということはありません。ためる時期は、学びや準備、計画づくりなど「根を伸ばすこと」に向いていると考えます。小さく試しながら進めるのもひとつの方法です。
Q. 命式の十二運と、年の十二運はどう違いますか?命式の十二運は生まれ持ったエネルギーの出方、年や大運の十二運はそのときにめぐってくるリズムです。両方を重ねて読むと、より立体的に見えてきます。
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